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金魚運動とは?
寝転がりながらできる運動として一昔前に話題になったのが金魚運動です。
まるで金魚が泳いでいる時のような動きをするために金魚運動と呼ばれています。
機械を使った金魚運動は下のような機械を使ってやります。
金魚運動のやり方
金魚運動の正式な名称は調べてもわかりませんでした。
金魚運動のやり方を文字で説明すると下のようになります。
- 平らな床の上に仰向けに寝る(うつ伏せでもよい)
- 両手を指で組んで頭の後ろ、首の裏に回す
- 金魚が水中で泳ぐように床に対して水平方向に震わせる
- 回数は朝、夕に一回ずつくらい
- 一回の時間は1~2分程度
金魚運動の効果・デメリットとは?
金魚運動の効果についてはエビデンスを見つけることはできませんでしたが、一般的に以下のものが挙げられるようです。
- 脊柱のまがりを治す
- 椎骨の副脱臼を調整
- 便秘予防
- むくみ
- 腰痛
太田正和. “健康生活に関する研究.” 岡山理科大学紀要 3 (1967): 67-85.
運動の強度としては弱いため筋トレや燃焼のためというよりも整体効果を狙ったものとなるようです。
金魚運動のデメリットについても研究等のエビデンスは発見できませんでしたが下記の体験談がありました。特に機械を使った金魚運動によるものが多いです。
- 膝関節が痛くなる
- 腰を痛める
注意書きに脊椎に異常のある人は医師との相談の上使用するとあり、悪化する恐れがあります。
腰痛などすでに痛みがある場合は無理に運動すると悪化する場合があるので医師と相談の上、控えるか慎重に利用するのが良さそうです。自動で動く機械を使った運動は体を痛めることがあるので気を付けましょう。
金魚運動は寝っ転がりながらできるため、テレビやスマホみながら運動する「ながら運動」に適しており、人気があるようです。